Mさんの認知の急進行への対応と対策に追われています。現在、訪問診療隔週、訪問看護週1,ヘルパーさん週5を週7に調整中、デイサービス週2で介護していますが、自宅での介護が難しくなって来ています。

Mさんは一見普通にも見えるのですが・・・ 意識が低下すると、徘徊したり、転倒したり、トイレが分からなくなったり。幻視(模様、動物、人が見える)が常にあって「怪しいものが家にいっぱいいる」と110番したり、外へ見回りに出たり。着替、シャワー、食事も一人では危うくなり、自分が何処にいるのか、私が何処に居るのか、何時なのか、昼なのか夜なのかも分からなくなって来ました。

私の24時間リモート見守りは限界に近くなり、24時間人の目と手がある施設入居の必要性を感じ、リサーチを始めました。そして先日、オミクロン禍の中、完全防備して杖をついて、最終候補2施設の見学に横浜へ行って来ました。

最初の日は、横浜の家から車で15分の同じ区内の田園地帯にあるA老人ホーム

玄関を入ると日の光一杯の広々としたパブリックスペース、ガラス戸の向こうはパテイオ、その向こうには木々も見えます。

コロナ対策で内部を詳しくは見学できませんでしたが、パブリックスペースからセミパブリックスペースの様子、それに全体の雰囲気を感じる事が出来ました。居室は全て個室で10部屋に1つのリビング・ダイニング、複数の浴室とトイレがあります。

アクティビティーもコロナ対策を行いながら行われているとの事。100人の入居者に約100人のスタッフ、明るくて活気に満ちた雰囲気でした。

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次の日に見学に行ったのは、横浜の家から車で30分の隣の区にあるW老人ホーム。近くに鶴見川がある工業地帯も近い平坦な場所にあります。

ここのコロナ対策は徹底していて、訪問者は玄関の外ドアを入ったこの場所で、手の消毒と検温をした後テーブルの上にあるインターホンを押して内部と連絡。

しばらくするとスタッフが内ドアのカギを開けて出ていらして、右手にある椅子に座ってお話を聞きました。内部の様子はアイパッドでの動画で、全室トイレ付個室で10室に1か所のリビングダイニングと浴室があります。アクティビティーはコロナ禍になってからは殆んど行われておらず、入居者は居室で過ごす時間が殆どとの事でした。

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この2つの老人ホームは「ユニット型特別養護老人ホーム」で公営ですが、入居者の経済状況、居住費、+α、で料金に開きがあります。特別養護老人ホームは入居希望者が多く、横浜市の場合に申し込んでから入居まで1年くらいが目安らしいです。

2つの老人ホーム見学終了後、Mさんのケアマネさんにお会いし、色々相談やアドバイスも頂いて伊東へ戻りました。そして翌日申込書類を完成させ、横浜市の特別養護老人ホーム申し込みセンターへ速達で郵送しました。

ホッとしたのかその後ダウン、漸くこうしてパソコンに向かいブログを書けるまで復活したところです。