この冬は大根の出来がよくありません。葉の緑が濃くならず・・・ 形が歪だったり、肌が汚かったり、割れたものまであります。大根は作るのが簡単で今まで大根は失敗したことがなかったので、どうしてか? 原因が分らないでいます。先日Mさんが採って来たのは特にひどく、こんなでした。
割れた大根の下は腐っていたそうです。汚い部分を切って、洗って、眺めてみました。
何だかお料理に使う気になれません。でも、無農薬有機栽培の貴重な大根、切り干し大根にして使ってみようと思いました。切り干し大根の皮はむかないのですが、今回は止む無くむいたら、中は以外に綺麗でした。
スライサーの長さに合わせてカットし
スライサーにセットします。
これはお刺身のつまを作るスライサーで、千切りにする刃を外すと、このようにリボン状に切れます。
あっという間に切れます。
大根1本が、お盆山盛りのリボンになりました。
これを干物を干しネットに入れて干します。
我が家は北斜面で太陽が差し込まないので、先ずアトリエの大型の石油ファンヒーターの熱風で半日干します。
そして、朝ちょっとだけ太陽が入る東の窓辺でお日様にあてて仕上げます。太陽にあてると甘くなります。
1本の大根が干すとこのくらいになってしまいます。今回は1本の大根が約120gの切り干し大根になりました。
どうしてもパリパリに乾いている部分と湿っている部分ができてしまうので、
そっとポリ袋に入れて・・・
口を閉じて冷蔵庫で1日ほどおくと、湿り気が全体にまわってしなやかな切り干し大根が出来上がります。
それを小さなポリ袋に空気を抜くようにして口を閉じます。切り干し大根は時間が過ぎると茶色くるので、私は冷凍保存しているのですが、このようにパックしておくとかさばらず便利です☆ 未だここまで出来ていないので、ここだけ昨年の写真です。