ポテトサラダがどうしてまずかったか? ですが・・・

こんなジャガイモで作ったからです。

この写真のお芋はまだ良いほうで、芽が毛糸玉のように伸びてその先に新ジャガが出来ているのもありました。

お芋から取った芽はこんな風

日光のあたらないところに置いてあったので、芽が出たじゃが芋は緑になっておらずソラニンと言う毒はないはず。萎びているだけなら食べられるのではないか? アンデスのインディオは凍らせてから解かしたジャガイモを踏んで水分を出して食べると聞いたし、もしかして美味しいかもしれない。色々考えて普通なら捨てる状態のジャガイモを食べてみるのにチャレンジしたのです。

大変な作業でした。

萎びたお芋の皮を剝くのは簡単ではなく

切る時の感触はまるで沢庵

ひたひたの浄水に浸して3時間ほど置いて水を吸わせてから・・・

火にかけました。

お芋が水で少しもどっています。 先に塩を入れて煮ると浸透圧でお芋が萎びてしまう気がして、最初は水だけでコトコト煮て、お芋が柔らかくなってから塩を入れました。

芽に養分を取られてお芋の味が抜けていると思ったので、煮汁を捨てないよう、煮汁を蒸発させて煮上げ・・・

火からおろしてリンゴ酢をふって冷まします。

ボールに茹で卵をザッと切って入れ、粒マスタードとマヨネーズを適量入れておきます。

実はこの日ポテトサラダを作った動機はこの卵でした。体力をつけたくて特製の卵を買ったのですが、とても食べきれず、Mさんに送る料理になんとしても使いたかったのです。

煮上がったジャガイモをボールに入れ卵と混ぜて、一応ポテトサラダが出来たのですが・・・

ジャガイモの味がなくてベトベトのサラダでした。でもチーズをふって焼くとベトベトが消えて卵の味が立ってジャガイモが気にならなくなるのです。

萎びたジャガイモで作るのは労多く大変ですが、残りもののポテトサラダで作るのに向いているかもしれません。

何事もやってみると色々分かるもの、新しい体験でした☆