菜園はキャベツや白菜の菜花が毎日大きくなっています。今日は菜花の茹で方と、菜花にぴったりの和風のマスタード・ドレッシングをご紹介します。

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キャベツの菜花

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葉はなめらかで、花は明るい黄色です

<菜花の美味しい茹で方>

菜花は切り口を切って暫く水につけて、お花のように水揚げし、生き生きさせてから使います。太い部分と先端の部分では硬さが違い、茹で上がる時間も違うので、それを分けながら切ります。ボールを二つ用意して、菜花を1本づつ手に取って、調理ハサミで3㎝位に切りながら太い部分と先の柔らかい部分をボールにに分けながら切って行きます。

鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を強めに入れます。先ず太い部分を入れ、次に先の部分をいれ、注意深く番をしながら固めに茹で、ザルにあけ冷水にとり急いで冷まします。そして水を切ります。この時私はサラダスピナーを使って水を切っています。手で絞るのと違って組織を壊さずシッカリ水切りが出来るので美味しさが違うのです。

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沸騰した塩水に入れた途端に、鮮やかな緑に変わります。
一本取って噛んでみて歯ごたえのある柔らかさになったら、

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ザルにあけ、冷たい流水で冷やします。
この作業にサラダ・スピナーを使うと便利です。

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仕上げに浄水器の水を通して、水道水の塩素の匂いを流します。

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サラダ・スピナーで水を切ります。

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お皿にそっと盛ります。

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白菜の菜花

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茹であがるとこんな風になります。

美しく茹であがった菜花をお皿に盛り、食べる時にドレッシングをかけて頂きます。
お酢の入ったドレッシングをかけて置いておくと、菜花の鮮やかな緑が変色します。

 <和風のノンオイル・マスタードドレッシング>

このドレッシングは、私が未だベジタリアンでなかった時から作っています。肉や魚は大好きだけど野菜は苦手という男性のお客様に、このドレッシングを添えて野菜をお出しすると皆さんよく食べて下さるので、我が家の定番になりました。オイルを混ぜて保存すると味が変化するように感じて、だんだんオイルの割合が少なくなり、今はオイルの代わりに水で落ち着いています。オイルの好きな方はお皿に取り分けてからオイルを垂らしてどうぞ。

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材料)
粒マスタード      小匙2
粉山椒         小匙1/4
薄口醤油        大匙1
米酢か柑橘類の酢  大匙1
水(湯冷まし)      大匙4
塩             小匙1/4
黒胡椒          少々

作り方)
全材料をガラス瓶に入れてかき混ぜます。
冷蔵庫で2-3週間保存可能です。