連休で混雑している伊東の街へ出たくなかったので、あるものだけで夕食の一皿を作る事にしました。
冷蔵庫をチェックすると、４月２４日に収穫した大きなフローレンスフェンネルがありました。
これが収穫前のそのフェンネルです。
玉ネギの畝にフェンネルの種が飛んで、放って置いたらこのように大きくなりました。
この、こぼれ種のフェンネルは、通路の向かいのフェンネルの畝のフェンネルより、ず～っと立派です。こぼれ種の、おまけのような、このフェンネル。高級スーパーでは１個￥1500くらいで売られているのですから、自然の恵みに感謝です。
このフェンネルで何を作りましょう？ １個４００ｇ以上あるので、これ一つで野菜は充分です。気温が高いのでサッパリしたもの、簡単で、一皿だけでも満足できる何か・・・
作ったのは、フェンネルのパスタです☆
フェンネルは魚にあうので、イワシやアンチョビーと合わせたパスタがありますが、ベジタリアンの私は魚もアンチョビーも駄目です。それでアンチョビーのような旨味を添えるために、中華食材の「腐乳」を代わりに使ってみました。とても美味しくて上品な高級感のあるパスタになりました。
材料は二人分で、フェンネル大１個、パスタ２００g 弱、Tempero Mineiro 小さじ１（写真に入れ忘れました）、腐乳１個、ガーリックパウダー少々。
フェンネルは洗ってから、先ず縦二つに切ります。
それを更に縦二つに切って、軸の固い部分を切り取ります。
軸を取ったフェンネルを縦の櫛形に切ります。
鍋に切ったフェンネルを入れ、Tempero Mineiro と太白胡麻油を大さじ１～２入れ、火にかけます。
水を少し入れてかき混ぜ、蓋をして蒸し煮にします。
９分通り煮えたら腐乳とガーリックパウダーを加え、ひと混ぜして火を止めます。
別鍋に湯を沸かし塩を加えてパスタを茹でます。茹でている湯をカップ1/2くらいカップに取り分け、茹で上がり時間の２分前にパスタをザルにあけます。
湯を切ったパスタをフェンネルの鍋に入れ、火をつけます。茹で上がりまでの残り時間で、フェンネルの蒸し煮の美味しいスープを、パスタに吸収させながら火を入れます。蒸し煮の汁が足りない時は、取り分けておいた茹で汁を加えます。
出来上がりました☆
お皿に盛って、フェンネルの葉をちぎって上に散らし、ベジタリアンのチーズ風味のニュートリショナル・イーストをふっていただきます。
