先日、勝手口の向こうの藪にアヤメの写真を撮りに行った時、そのそばに「えびね」が咲いているのを発見しました。
以前からこの辺にえびねがあるのに気づいていたのですが、地味な花で目立たないので、花が咲いていても気づかない事が多かったのです。
今回その花をつくづく見て、小さな花ひとつひとつが、美しい蘭の花そのものなのに驚きました。 ほんの数株ですが、このえびねは植えたものではなく天然のものです。
ここは分譲地として開発された場所。
木が切り倒され、山が削られ、土が盛られ、環境の激変で消えて行った植物がどんなに沢山あるでしょう。 その中でこうして生き残っている植物の健気さ。
生きていてくれて有難う