標高400メートル以上にある、貸農園の上の畑。
山の下に借りている畑には菜の花が咲こうとしているのに、ここは寒くて霜でザクザクです。でも寒さ除けにかけている不織布のトンネルの下には、色々な野菜がじ~っと生きています。
青々としたセルフィーユ(チャービル)、繊細な香りのフランス料理によく使うハーブです。
キャベツも大きくなっています。
白菜も葉を茂らせています。
青々としていて巻いていないのですが、白菜です。
白菜は「葉を包むようにして縛ってあげると巻いてくる」と、聞いたので、試みてみる事にしました。
簡単に巻けるものもあれば、葉が広がりすぎてなかなか巻けないものもあります。
葉を傷つけないようにそっと集めて。紐をなるべく平らにして食いこまないように巻きます。
巻けました☆
何とか全部に鉢巻をしました。
これで白菜は葉を巻き始め、巻いた葉は白くなり、白菜になるのです。
・・・ そう思っていたのですが ・・・
後日、同じ貸農園を借りているベテランの方から「白菜が巻かないは、種を播いた時期と気温や日照の関係」「白菜に鉢巻をするのは、外葉で白菜を包んで霜をよけるため」と聞きました。ガッカリです。
巻かなかった白菜はそのまま放って置いて、春トウが立つのを待つ。白菜の菜花は市場に出ないけれど、柔らかくて味が良い最高の菜花なのだそうです。