先月Mさんと箱根へ出かけた時、箱根登山鉄道の風祭駅で下車してお昼を食べました。

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ここには小田原蒲鉾の老舗鈴廣の蒲鉾の里があって、蒲鉾を買う・遊ぶ・食べるの色々な施設があります。駅の改札を出て小道を進むと駅ビルに自然に入ってしまいます。そこはもう蒲鉾の世界・・・

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お弁当に・おかずに・おつまみに・・・ ありとあらゆる蒲鉾が並んでいます。蒲鉾だけでなく干物、揚げ物、鈴廣特性肥料で育てた果物等々、鈴廣お薦めの食品が山のようです。ビックリしながらこの売り場を抜けて、道をはさんで向かいにあるレストランへ。

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「えれんなごっそ」とは「いろいろなごちそう」の小田原方言との事。小田原の豊富な山海の食材や、鈴廣特性肥料で育てた果物や野菜を使ったバイキングレストランです。バイキングならベジタリアンの自分は食べられそうなもの選べばよいのだからと、お昼はここで食べてみる事に決めたのです。

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建物は天井が高くて気持ちのよい空間です。自然のエネルギーを利用した環境に優しい建物なのだそうです。平日なので空いていましたが、休日は混雑するようです。

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お料理は暖かい料理、目の前で作る料理、冷たい料理、スープ、サラダ、デザート・・・ 少しずつ離れて配置されています。私はお料理の説明をよく読みながら、肉や魚が入っていない食べられそうなものをお皿にとって席に戻りました。

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これだけでした。  スープとサラダとパンです。

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並んでいるお料理には「えっ、これにまで」というくらい、蒲鉾が切り方やアレンジを変えて入っています。そう、ここは蒲鉾屋さんのバイキングレストランなのです。

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蒲鉾100%のお皿、薬味が色々用意されていて自分でアレンジしてお上がり下さいとあります。

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私はサラダとスープとパンだけでは寂しかったので、次は蒲鉾や肉や魚が入っているお料理の、野菜だけをよってお皿にとってみました。真中は筍ご飯ですがこれにも蒲鉾が入っていました。左上のキッシュは卵というより蒲鉾風な食感でした。自慢のミネストローネにはベーコンが沢山入っていました。隣のMさんのお皿を見ると・・・

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鶏のから揚げ、薩摩揚げ、パトカー蒲鉾です。

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デザートのビュフェコーナー、右上の伊達巻に注目☆

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私が選んだのは・・・ 伊達巻でなくてロールケーキ、ミルクゼリー、クリームブリュレ、シュークリームです。

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このロールケーキ、伊達巻みたいな姿です。 素晴らしく上手に巻いてある完璧な形☆流石です。

鈴廣は「古来、海と大地と森が繋がって、その循環の中でヒトをも含めた「いのち」が育まれてきた」と考え、海と大地をつなぐ食の資源循環モデルに取り組んでいます。蒲鉾を作る際にでる魚の皮や骨や内臓、箱根ビールの絞りかすで良質な魚肥を開発し、それを使って育てた野菜や果物がレストランでも使われています。

サラダで食べた野菜はとても美味しかったので、蒲鉾や肉が入っていない野菜だけのお料理があったら、その野菜の美味しさをもっと味わえたのにと、少し残念な気持ちでした。