緑、緑、緑、、、  家の窓から見る向かいの山の緑は日ごとに濃くなり、成長する木々の勢いと一緒に山が膨らんで来るような感じです。ダイニングの窓の下のコナラや山椒の木もあっという間に葉を茂らせて、勝手口から下に降りる小道が見えなくなってしまいました。

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この窓から上を見ると、、、

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軒の下に虫がいます。先日退治しきれなかった虫です。

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勝手口の外壁に未だいたのを見つけました。この虫が先日大発生して必死で退治したのですが、退治しきれなかった虫がまた広がっています。これはキアシドクガの幼虫で、白い蝶のような成虫になります。ドクガと名付けられていますが毒はないとの事。

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卵で越冬して、このような毛虫になり、、、

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次にこんな風に蛹に姿を変えて、、、

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小さくて薄い繭のようなものを作ります。

しばらくして蛹から白い蝶のような蛾となって飛んで行きます。去年もこのキアシドクガが大発生して、このあたり一帯が一時キアシドクガの白い蝶で一杯でした。蝶より羽が薄くてフワフワ飛ぶ様はとても幻想的です。

毒がないのなら退治しなくてもよさそうなのですが、家の中や外回りの虫を退治しないと、その虫を食べる虫が次々やって来て家が虫の天国になってしまうのです。こちらへ来た最初の頃はそれを知らなくて蜘蛛の巣もきれいだな~と鑑賞していたら、卵が孵化して何十匹もの蜘蛛の子が家中に散らばって大変な事になりました。それからは家の内外の虫だけは、お祈りしてから意を決して退治しています。大嫌いな仕事ですが仕方ありません。

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虫の退治に使うのはこれです。掃除機のノズルの先に特別に用意した延長ノズルを付けて高いところの虫も吸い取ってしまいます。それでも届かない所は脚立に乗って行います。先日キアシドクガを退治していたら、フラッとして足を踏み外し掃除機と一緒に転んでしまいました。御覧のように掃除機がちょっと壊れて、私も捻挫してしまいました。

捻挫の手当てをネットで調べたら、なんと昨年蜂に刺された時に威力を発揮した里芋の湿布が効くとありました。

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いざという時のために幾つか買ってあったので、早速湿布を作って捻挫した足首に張りました。翌日から3日間外出だったので、この里芋湿布の粉を持って旅先でも湿布を続けました。痛みはほとんどなく腫れも一時だけで済みました。湿布をしなかった部分が後で青あざになっていました。里芋にどうしてそんな力があるのか分らないのですが、耳たぶくらいの固いペーストが貼っているうちに水分を吸ってドロドロになります。虫刺されの毒だけでなく、腫れや、内出血まで吸い出してしまうのは本当でした。