寒い朝、テラスは13度しかありません。グングン大きくなっていた若葉も今日はひっそりしています。

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先日のコナラの花は枯れ・・・

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葉はこんなに大きくなりました。

自然は刻々と変化し生きています。

そして地球も変化し生きているのを、今回の熊本地震で再確認しました。

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今月訪れた箱根、火山活動の影響で大脇谷は立ち入り禁止でした。遠くから見ると谷には蒸気のようなものが出ていました。

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私達が住んでいるこの家のこの場所も伊豆東部火山群になります。近くの大室山の噴火の影響が及ぶ可能性の範囲にあると、市の防災ガイドブックにありました。大室山は山頂に直径300mのすり鉢状の噴火口を持つ休火山です。

今回の熊本地震でハッとして、我が家の防災用品の再チェックをしました。

2004年私達が住む地域を直撃した風速67メーターの台風がありました。道路も崩れ半孤立状態で1週間、断水と停電、電話が不通となりました。その時、行政の手が届くのは第二、第三で、先ずは自立と近隣の助け合い、それが第一なのを実感しました。

家の建っている場所、家の造り、家族の状況、家から避難場所への道の状態は一軒一軒違っています。日頃から我が家や周りの状況をよく見て、災害時にはどうすれば一番安全なのかを自分で考え、いざという時のための準備をその後心がけるようになりました。我が家は建設時に地質調査をして、場所によっては10m以上の直径1,5mの杭を打ったコンクリートの土台の上に家が建っています。それで地震時は家にいた方が安全とMさんと話し合い、自宅でろう城できる準備をしています。そのなかで今まで迷っていたものを今回買いました。

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何でしょう?

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テントとテントの下に敷くシート、それに寝袋の下に敷くシートです。

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女性でも15秒で設営できるとあるワンタッチテントです。

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たたんであるテントを開いて行くと・・・

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こんな風になり、真中につている傘の骨のような物を立て紐を引くと、テントが開いてきて・・・

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こんな素敵なテントになります。これは2~3人用で大人二人が余裕で寝られます。DOPPELGANGER OUTDOOR 2-3人用ワンタッチテント T3-30 紐を引くだけの15秒設営!重量3.5kg  *** amazonで値引きしていて¥6980でした ***  地震がおさまらない時は屋外に設営すればよいし、電気や燃料がストップした冬の災害時には居間にテントを張ってその中で寝れば暖をとれます。

2004年の風速67mの台風が過ぎた夕方、いつものように小鳥が飛んで来て何事もなかったように日々の暮らしをスタートしているのに心を打たれました。人間も最小限の寝る場所と食べ物で幸せに自由に生きられたら・・・ 私もそうしたいなと思ったのを思い出します。