冬が続きます。ダイニングの窓の冬景色・・・
葉の落ちたコナラの木、よく見ると枝先に春を待つ葉の芽がほんのちょっと膨らみ始めています。
ダイニングテーブルには、冬至を越したカボチャのお盆。冬至にカボチャと言われますが、これは緑黄色野菜の少ない冬にカロチンやビタミンの多く含まれるカボチャを食べて、風邪等への抵抗力をつける先人の知恵なのでしょう。昔は流通も悪くハウス栽培もなく、冬至のころにはビタミン一杯の新鮮な野菜が手に入らなかったのだと思います。カボチャの保存性のよさは我が家でも実証済み、テーブルの上に置いておいただけなのに4か月以上過ぎた今でも立派に食べられます。昨年は大豊作で40個以上収穫の収穫がありましたが、今は9個になりました。
置くうちに少しずつ乾燥して小さくなり、そして粉をふいたように白くなって来ました。カボチャの澱粉が表面出て来たものらしいです。
よく見るとその澱粉が蜜となって表面に流れところや、
蜜が滴のように固まっているところもあります。
拡大してみるとこんな風、何だ生き物の表皮のようです。
ヘタの部分に集まって固まった蜜。人体は小宇宙というマクロビオティックで習った言葉を思い出しました。・・・カボチャも小宇宙・・・
Mさんが一生懸命作ったこの無農薬有機のカボチャを無駄にしないよう、次の日はせっせとお料理や保存に励みました。次回はそれをご紹介します。