今日は晴天、そして強風です。
テラスの温度計は・・・
お昼なのに4度
木造建築で大空間のこの家(織物のアトリエ)は暖房が行き渡らないので、室内なのに半分外に居るような恰好で暮らしています。
一昨日ご近所様が、Mさんへとお庭の水栓を届けて下さいました。Mさんの写真の側に生けたのですが、室内が寒いので蕾は未だ閉じたままです。
元旦に取り寄せのお節料理が美味しく感じられない自分を知り、毎日自分のために料理をして身体を労わり養生するようにしようと思いました。
病弱だった亡き母を助けたく、小学校低学年から台所を手伝い始め、Mさんがホームへ入所するまで何十年も人のために料理して来ました。なので自分だけのためだと、何だか戸惑ってしまうのです。
それで昨年の秋、自分へのクリスマスプレゼントをアメリカのAmazonで買いました。
それが届いたのが11月12日、今思えばMさんが他界する8日前、自分の時間間隔が飛んでしまっていて、もっと遠い昔のような気もします。
ステンレスのWok・中華鍋です。外側と内側がステンレスで間にアルミが挟んであります。直径は12inch(30,5cm)、重さは1400gです。
この大きさのステンレスの中華鍋を長年捜していたのですが、ピッタリのがなくて半分諦めていました。それがアメリカのAmazonで他の物を捜していて偶然発見。
このカーブと深さも大切で、この位だとかき混ぜやすく、中を見やすく、水分の蒸発加減も良くて使いやすいのです。
実は長年愛用して来た↓この日本製のアルミのテフロン加工の中華鍋。これが本当に使いやすく、これに代わるステンレス製を捜していました。
ウルシヤマ金属のフッ素樹脂加工のアルミ中華鍋で、大きさが良いだけでなく底部分の厚みが厚くサイドは徐々に薄くなっていて、熱伝導の具合がとても良いのです。
愛用したウルシヤマ金属の中華鍋は少しずつフッ素樹脂が無くなって行ったのですが、何処へ? 全部口に入ったとは思いませんが、段々フッ素樹脂加工の鍋は避けたいと思うようになりました。
2年前、同じくらいの大きさのステンレス中華鍋をオークションで見つけ買いました。それは昭和の時代の日本製、輸出向けのステンレスWokでした。使ってみるとステンレス一重のWokは熱伝導が悪くて使い物になりませんでした。ステンレスの鍋はアルミを挟んだ多重構造でないと駄目なのを実感。
私はベジタリアンで肉や魚を焼くことがないのと、炒め物もオイル少々と水で炒め蒸しなので、フッ素樹脂加工でなくても困ることが少なく、だからステンレスを選べるのかもしれません。
実は今回ようやく見つけた12inch(30,5cm)が長い間なくて、数年前右端の持ち手が2か所の13inch(33cm)のステンレス3重構造のWok・中華鍋をアメリカのAmazonで買いました。
1inch(2,54cm)の違いは大きく、重さも1700gもあって、私には大き過ぎ重過ぎでした。
今回ようやく手にした12inch(30,5cm)は、大きさも重さも扱いやすくて私にピッタリのサイズ!
自分のためにこの鍋で楽しく料理して、この厳しい冬を乗り越えて行きたいと思います。