2023年の年賀カードの制作と投函を終えてホッとしています。

”大寒”と書いたので、2月3日までに届くように先週ピッチを上げて制作し・・・

出来上がった順に2月2日と3日に分けて投函

ブログをご覧下さっている皆様にも、以下の通りご挨拶申し上げます。

大寒
新しい年を如何お過ごしでいらっしゃいますか。私は一人静かなお正月を過ごしました。大変だったこの1年間、倒れないで新年を迎えられたのは「無理しては駄目ですよ、休んで下さい」と、訪問の都度注意下さったヘルパーさんのお陰です。

24時間見守りが必要となった夫は、3月末に横浜市内の特別養護老人ホームに入所。妄想・幻視に加えて失神があり、自分が何処に居るのか分からない状態ですが、スタッフの皆様の頭の下がる手厚い介護の元で毎日を過ごしています。電話が使えなくなった夫とのコミュニケーションは個室に設置したアマゾンエコーでのビデオチャットですが、毎日お互いに顔を見ながら話せるのは有難く、文明の利器に感謝です。

私は住む人の居なくなった横浜の家を貸す決心をし、一夏横浜に通って大整理と大処分を行いました。使って頂ける物は人に送り、残った物は伊豆の仕事場に運び、家具付きで家を貸す準備が出来たのは9月末でした。私が中学生の時建った横浜の家は、インテリアデザイナーだった伯父が同僚の建築設計家と一緒にデザイン設計した家で、家具も一緒にデザイン製作されました。家族の状況に応じて5度の改修や修理をして大切に住み継がれて来た家なので、この家を生かして下さる方に借りて頂きたいと私は願っていました。

そんな私の願いを知った沢山の友人知人から助言やお力添えを頂いて、横浜の家に最適な不動産屋さんが見つかり、その結果「古いものを大切に使うのが好き、料理が好き、家庭菜園もしたい」というピッタリの方に借りて頂ける事になりました。

夫の介護と2軒の家の維持管理で心身ともに限界だった私に、自分の時間と自分の場に居られる、そんな時空がやって来ました。 私は未だに疲れやすく毎日眠ってばかりですが、腎機能が少し回復し、3度の骨折でバランスを崩した身体のためのトレーナーに巡り会え、具合が悪くなった目に効果のある治療法にも再会。今年は先ず自分のメンテナンスに努め、膝の上で出来る袈裟を縫う作業で指先からウォーミングアップして、織物に取り掛かれる身心を目標に、自分を仕立てて行きたいと思います。

私の中心は宇宙だった

今地球は自然も人間社会も混沌としています。飛び交う情報や出来事に右往左往せず、今何が起きているのかをしっかり見て、自分で考え、自分に恥じない生き方を選択して歩んで行きたいと思います。答えは外にあるのではなく自分の中にあり、自分の中心は生も死も超えた大いなる宇宙なのだ、と、私は思っています。

皆様の健康と平和を心よりお祈り申し上げます。