今回の引っ越しで一番大変だったのは”ゴミ出し”です。

ゴミを出す場所は家の前なのですが、収集日に出せるゴミの種類が細かく決められていて、それぞれの日の朝に家に居ないと全種類のゴミが出せません。火曜と土曜が:燃やすごみ、燃えないゴミ(電球・陶器・ガラス)、スプレー缶、乾電池。 水曜:缶、ビン、ペットボトル、小さな金属類。 金曜:プラの表示のある物全て、新聞・雑誌・段ボール、古布(雨天時は不可)。

私はなるべくゴミの日に横浜へ行くようにして捨て続けていましたが、天袋や収納の奥から色々なものが次々出てくるので、捨てる物の波は引きません。

ゴミ袋に入らないものは粗大ごみで申込制です。申し込んで決った日の朝に公道に面した場所に置くのですが、一度に頼める数が決まっているのと、捨てる物の種類によって日が違ったりします。その度に伊豆から出て来るのは不可能なので、ネットで見つけた一般廃棄物収集運搬業者の「軽トラ一台分○○円」に頼む予定でいました。

そこは即日対応も可能ともあったので、捨てる物の最終的な量が軽トラ1台で余裕なのが分かった時点で電話すると・・・ 対応が何だかあいまいでサイトに記載されている事と話が違います。軽トラ一台分ではなく捨てる物をチェックして見積もりを出すとの話。見積もりに来てもらう時間もないので、電話で1点1点の種類やサイズを伝えて待つ事しばらく・・・ その見積もりは軽トラ1台○○円の約3倍! ヤマトの「わたしの引っ越し」の1×1×1.7メートルの台車1台の3倍の値段! それならゴミも伊豆に運んで捨てる方が経済的と判断し、電話を切りました。

そう決めたので3回目の発送はご覧のように、捨てるつもりだった木箱や木切れ、古い雨傘、古布やプラゴミを詰め込んだ段ボールでギュウギュウ詰めになりました。

3回目の発送を見送って戸締りをして、私も伊豆へ向かい倒れるように眠った翌朝・・・

2回目、3回目と分けて発送した荷物が予定通り一緒に届きました。

私が荷物を持って歩いて足を骨折した、その門から玄関までの何十メートルかの山道を、ヤマトさんは軽々荷物を運び部屋まで入れて下さいました。ゴミや捨てる電気製品の段ボールは門の処へ置いてもらうため、私はトラックの側で番です。

横浜の家では足の踏み場も無いほどだった荷物が、書斎の片隅に収まってしまいました。

空模様が怪しかったので、捨てる木製品はテラスまで運んで頂いたのですが、ヤマトさんのトラックを見送ると雨が降り出しました。

引っ越しの山を乗り越え、連休は休みに休んで翌週の朝一番。私は自分の小さな車に横浜から来た燃えない粗大ゴミを積んで、伊東市の燃えないゴミ最終処分場に自己搬入に向かいました。入り口で住所を明示し車ごと重さを計り、バックで入り口に行くとスタッフが全部出してくれます。料金は? 無料です。

一度家に戻り、今度はテラスに置いてあった燃える粗大ゴミを積んで、今度は伊東市環境美化センターに向かいました。同じく現住所を明示して車ごと重さを計り焼却場に入るとスタッフがゴミを出してくれます。今回のゴミは40キロ、値段は120円でした。

まだ使える物もあったけれど、自分に区切りをつける意味で思い切って捨てました。過去を振り返り今をグズグズしないで、今からの事に集中したい、そうしよう! と決めた私です。