横浜から帰って少々ダウンしてしまい、ブログがアップ出来ないでいました。

コロナ禍で生活が何かと不自由、私自身が体力が落ちて以前のようには動けない、この新しい現実。これを踏まえた上で「何をどうしたら何が出来るか?」色々考え、対策を立てては切り抜けています。でもMさんの状態の変化に対応して行くのは簡単ではありません。

遠隔介護をスムーズに行うために「整理整頓」は本当に重要です。横浜の家の隅から隅まで、何処に何があるか、目をつぶって想像できるくらいに把握していないと、ヘルパーさんや看護師さんにお願いが出来ません。

先週行った時の横浜の家の玄関先。

この日はちょうどゴミの「ふれあい収集」の日だったので、燃えるゴミ、プラスチック、リサイクルの段ボールや古着を全部出せました。「ふれあい収集」というのは、ゴミを分別してそれぞれの収集日に出せなくなった人のための横浜市のシステムで、毎週1回玄関先まで取りに来てくれるのです。Mさんはそのゴミ出しも難しいので、ヘルパーさんにお願いしているのですが・・・

↓これは3か月前、6月に横浜へ行った時の写真です。

この時は「ふれあい収集」の日でなかったので、こんな風に燃えるゴミの袋を玄関に山積みして、私は伊豆へ帰り、翌日午前中のヘルパーさん到着時間に電話。ゴミ収集が未だ来ていないか確かめて頂いてから出してもらいました。横浜の家の庭の前がゴミ収集場所で本当に有難いです。

「整理整頓」は必要な物が必要な時取り出せ、使えるようにするため。必要が無いものを処分しないと「整理整頓」はちゃんと出来ません。2017年に横浜の家をシニア向けに改修した時、大整理&大処分したのですが、マダマダこんなに出てきます。

↓6月に横浜へ行った時のMさんのクローゼット。

Mさんが着替えに混乱するようになったので、季節に必要な衣類だけクローゼットの下の段に入れて、季節外は手の届かない天袋に収納しました。

↓タオル類の戸棚も6月に整理しました。

長年愛用して来たアメリカの大型のフェイスタオルとバスタオルを処分して、無印良品のオーガニックコットンのものに全部取り換えました。日本のタオルはサイズも小さく薄くて軽いので、取り扱いも洗濯も楽です。

💛 💛 💛

先週の横浜行きはMさんの衣類を秋冬に少し入れ替えて、後はゆっくりMさんと過ごす予定でした。ところが「Mさんが一人で2階への階段を上り下りするのは危ない」とのお医者様の助言があって、クローゼットを移動する事に急に決まりました。

クローゼットは2階の寝室にあるのですが、Mさんが自宅療養する事になった時、1階にある昔の祖母の部屋・改修後は食堂にしていた部屋に、レンタルの介護ベッドを入れて寝室にして使っています。さあ!その部屋にクローゼットの場所を確保しなければなりません。私の2泊3日の横浜滞在中に、今の私の体力で、どうしたらそれが出来るか? 一晩考えました。

そして元押し入れをクローゼットにして、今必要な衣類を厳選してそこへ収納。今必要でない衣類は種類ごとに名札を付けてポリ袋に入れ、2階のクローゼットに置いておく事にしました。これならヘルパーさんに分かり易く、Mさんが間違って2階のクローゼットから衣類を出すのも回避できそう!と思ったからです。

間に合わせるのに精いっぱいで写真も撮れなかったのですが、兎にも角にも1階にクローゼットを移せ、今のところMさんも混乱なく着替えが出来ている様子、ホッとしています。