私の病気と新型コロナの発生で遠隔介護を始めたのが昨年の3月。長年介護を続けているお友達から「これは本当に便利!」と、アマゾンエコーの遠隔見守り声かけ機能を教えて頂き、それを取り付けたのが昨年の4月でした。

Mさんのいる横浜の家にアマゾンエコーのショーと言う機器を置き、それと私のiPhoneを繋ぎ、私がiPhoneで横浜のショーに呼び掛けると、Mさんは何もしなくても、こちらから横浜の家の様子が見えて声かけが出来るのです。

Mさんが呼びかけに気付いてエコーショーの前に来れば、私はスマホに映ったMさんの顔を見ながら話が出来ます。「百聞は一見に如かず」でMさんの調子が変な時は直ぐに分かるし、Mさんも私の顔を見ながら話をすると安心な様子でした。

ただ難点は画像がフリーズしたり、音声が途切れたり聞こえなくなる事が頻繁にある点でした。そういう時はゼスチャーでアマゾンエコーを切って電話するを伝え、私はiPhoneのアマゾンエコーを終了し、今度は大急ぎでMさんの携帯にiPhoneで電話し、続きを話したりでした。

私達は数年前横浜の家も伊豆の家も固定電話を止めてしまったので、私がiPhoneを無くしたり壊したりしたらMさんと連絡する方法がありません。これを何とかしなくては!と、あれこれ考えて思いついたのが・・・

これ

アマゾンエコーショー

伊豆の家にもアマゾンエコーショーを設置したのです。

今までも、昨年も、我が家のパソコンや通信環境でお世話になっているNさんに、今回もまたお世話になりました。

私が「アレクサ、横浜に呼び掛けて」と言うと・・・

こんな風に先ずこちらの様子が映って・・・

次に、ボ~ッと霞んだように横浜の家の様子が見えて来て、次第にハッキリ映って来ます。

そして、こんな風にピントが合ってMさんが見えて来ます(Mさんの横はお世話になっているヘルパーさんのお一人です)。

私から見ると、画像がスマホのサイズからグッと大きくなったので、表情や様子がとても分かり易くなりました。Mさんから見る画面の大きさは変わらないのですが、iPhoneを通しての時よりこちらの様子が明るくハッキリ見えるようです。そして何より、画像がフリーズしたり声が途切れたりが殆どありません。

これは調子の良くなかった伊豆の家のWifiを、今回Nさんが調整して下さったからと最初は思っていたのですが・・・ 試しに私のiPhoneから横浜を呼び出したら画像がフリーズしたり声が途切れたりしたので、どうもアマゾンエコーショー同士の方が調子が良いようなのです。

Mさんから私を呼びかける練習もしてみました。

何回かトライして通じました!

アマゾンエコーショーはAIなので頭が固くて、呼びかけ方がちょっと違ったり間が空くと「分かりません」の返事。呼びかけの言葉をヘルパーさんに紙に書いてショーの傍らに貼って頂きました。

そして私も・・・

同じく書いて貼りました。

何となく変な日本語ですが、こんな言い方が良く伝わるようなのです。

兎にも角にも、Mさんとの通信手段が2つになってホッとしました。