この土日に、1か月ぶりに横浜の家へ行って来ました。4月末に10か月ぶりに横浜へ行った日は雨でしたが、今回は素晴らしいお天気!玄関前に一昨年植えたルリマツリの小さな苗、それがこんなに茂って紫色の花が咲き始めていました。

今回の横浜行きは予定していた事なので、山を下った最寄り駅の駐車場を1泊2日で借り、手ぶらで杖だけを持って歩けるよう、荷物は事前に宅配便で送って準備万端でした。でもその準備万端の横浜行きは思いもかけない展開となったのでした。

その日の明け方「転んでベッドでぶつけて、鼻血が出たけれどどうすればよいか?」とMさんから電話、血は止まっているとの事なのでそのまま朝まで眠るよう伝えました。朝になり毎日7時頃の電話がないので私からかけると「床の血の後始末をどうしたらよいか?」と、10時半に来るヘルパーさんに後始末をお願いして、それまで梅醤番茶を飲んで待つよう伝えて電話を切りました。

でもその後何だか気になって、私のアイフォンで横浜の家に置いてあるアレクサのビデオチャットでMさんを呼び出してみました。アイフォンには横浜の家の室内は映っているのに、Mさんは一向に姿を見せません。何度も呼び掛けると、「電話には出る気はない??」とか変な返事が遠くから時々聞こえます。

様子が変なので訪問看護の24時間対応に電話する事に。電話に出た看護師さんに、ヘルパーさんが来る前に様子を見に行って頂きたいとお願いしました。9時過ぎ看護師Aさん着、両方の鼻の穴から鼻血、血圧は少し低め、様子や反応が変との事。AさんがMさんの両手を取ってアレクサの前のソファーに座らせて下さいました。Mさんはアレクサで呼び掛ける私にも気づかず、我ここにあらずの表情。

A看護師さんと相談して、頭を打っているかもしれないので救急車を呼ぶ事に。A看護師さんは次の仕事があるのでN看護師さんに引継ぎの連絡をし、Nさんが来るまで私がアレクサでMさんを見張っている事に。N看護師さんが到着後直ぐ救急車を呼んで10分足らずで救急車着。N看護師さんに冷蔵庫に貼ってあるこれを救急隊員の方に渡すようお願いしました。

「緊急医療情報」です。Mさんの病歴や服用している薬、緊急連絡先を書いたもの、それにMさんの元気な時の写真も入れてあります。

救急隊員の方はこれを読んで、救急搬送先として先ず心臓手術をした病院、次にその後リハビリのため転院した病院に連絡して下さったとの事。どちらも駄目だったので、今度は緊急連絡先の私が駆け付けやすい新横浜駅に近い病院を捜して下さったのです。電話を下さったK救急隊員さんは、伊豆方面に詳しいとの事で、熱海まで車で行って新幹線に乗るのが一番よいのではと話されました。私は最寄り駅に車を置いて伊東線と新幹線で行く事、i今すぐ出れば13時には病院へ着けそうと伝えて、大急ぎで家を出ました。

13時少前Mさんが搬送された病院着。担当の医師からCTでは頭に出血は無い事、鼻の外傷は軟骨なのでこのまま自然治癒、心臓のための血液サラサラの薬を服用しているので、小さな出血がないか暫く要観察、何かあったら主治医に連絡との事。ホッとして事務手続きを済ませ、13時過ぎにはMさんをタクシーに乗せて帰宅の途に就く事が出来たのです。

帰宅後Mさんはお昼ご飯をしっかり食べ、後は昼寝をして、夕食も完食。

翌朝は少し疲れ気味な感じでしたが、お昼はこの通り。メニューは、ヘルパーさんが買って冷凍してあったピザ、作ってあったチーズとソーセージ入りスクランブルエッグをのせたトースト、ホウレン草ソテー、サラダ菜とブロッコリーのサラダ。それにMさんが自分で冷蔵庫から出して来たジンジャーエールです。

長かった2日間でした。

アレクサ君、訪問看護師さん、救急隊員さん、本当にお世話になりました。皆様のお陰で大事に至らず済みました。心から感謝しています💛