横浜の家の台風後の片付けが済み、止まっていた電車も動き始めた14日、伊豆の仕事場の様子を見に行きました。台風19号は伊豆半島に上陸したのと、「冠水による通行止めや停電のお知らせ」を、伊東市からのメールで知っていたので、かなり覚悟して伊東に向かいました。

熱海に向かう東海道線の車中から見た相模川や酒匂川は、いつも見えている河原は流れる茶色い水の下で、河川敷に生えている植物が水で倒れている場所から察すると、相当高い位置ま水位が上がったのが分かります。

熱海で乗り換えて最寄り駅まで行き、駅の側の駐車場を見ると車は無事でした。そこから山道を登って仕事場に到着。車をおりると・・・

3日前、出かける時に咲いていたササユリが散っていました。玄関までの小道を見ると石が一つ転がっています。多分雨で土が緩んで崖の上から落ちて来たのでしょう。小道を進むと・・・

道の脇の野菊が満開です

アザミも咲きだしています

ホトトギスも見つけました☆

秋の山野草が咲き始めている小道を登って、恐る恐る家のテラスを見ると・・・

わ~ 無事です!

出がけにテラスの雨戸が吹き飛ばないように、この木の留め具を床に打ち付けて置いたのが良かったのかもしれません。2004年に風速67メートルの台風がこのあたりを直撃しました。その時この雨戸の金属の留め具が千切れて雨戸が吹き飛んだので、Mさんがその後補強にと作ったものです。

家の中も、ボックス型の冷凍庫の上に雨漏りの後があっただけで、無事でした。

雨戸のない窓・・・

その窓の網戸は右側に引いておいたのに・・・

左側に移動していました。

東からの強い風で移動したのです。今回の台風は、風が東から南に回ったのが幸いしました。仕事場は北向きの急斜面に建っていて、南は山を背負っているので風が避けられたのです。

有難う☆ 家も自然も一緒に手を繋いで生きているような気がして、感謝の気持ちで一杯になりました。