横浜の家の漆喰珪藻土の壁塗りを半分終えて、1週間ぶりに伊豆に帰って来ました。朝早くキッチンの窓の外を見ると、紫陽花が輝いて見えました。

気がつけばもう7月・・・

植物を見ながら台所仕事が夢だった私、その夢のシンクの前の「隅田の花火」。

紫陽花の花はガクなのだそうですが、その美しさに圧倒されてしまいます。

色がその年によって違うのも不思議ですが、

同じ枝から違う色の花が咲いているのも不思議です。

こんな風にです。

「隅田の花火」の隣の、名前を忘れてしまったこの紫陽花、

可愛らしいピンクの花、

真中の青い部分の不思議な美しさ、

同じ枝に青い花も咲いています。

勝手口の下にある白い紫陽花は、昨年剪定の時期が遅くなって花芽を切ってしまったので、今年咲いたのはたった一輪です。

吸い込まれるような美しさ・・・

都会に一週間いて山の中のこの家に戻ると、静けさと澄み切った空気に包まれて、防御態勢だった自分の鎧が溶けて行くような感じがします。

美しい自然、溢れる生命力、生きている幸せを感じる一瞬です。