私達の大好きなトマトは、ゴルフボールくらいの大きさで、果肉がしっかりしていて酸味が少なくて甘い「シンディースイート」です。 今年も先日苗を定植して、ライ麦の敷き藁に守られてスクスク大きくなっています。

150510Web10

シンデイースイートの苗はこの辺ではなかなか売っていないので、Mさんが横浜のサカタのタネから挿し木苗を3つ買って、大切に伊豆まで持って来ました。

150510Web8jpg

買ったのは3鉢ですがこれが10本以上に増えて、夏から秋まで、食べきれないくらいトマトが出来るのです。

トマトは脇芽を取らないと枝が増えすぎて実が多くなり、一つのトマトが小さくなります。それで脇芽を取るのですが、それを土にさしておくと直ぐ根が出て1本のトマトになるのです。 それを知った時は本当にびっくりしました。 ピノッキオが金貨を埋めて金貨がなる木を育てようとした話を思い出しました。 それよりもすごい事のような気もしました。

150510Web4
皮をむいてマリネして冷やしたトマトにバルサミコ酢をふって

マクロビオティックではトマトは陰性で体を冷やすので注意して! と言われますが、このマリネは暑い日にいただくと本当に体が涼しくなります。

我が家は特に暑い日に生で食べる以外、採れたトマトの80%はセミドライトマトにしています。 塩をふって干せば陽性になり体を冷やさないし、保存が出来ます。 ホームメードならではのフレッシュで素晴らしい旨味のセミドライトマトのオイル漬けは、我が家の食卓に欠かせないものの一つです。

150510Web6セミドライに干したトマトに、ニンニク、イタリアンハーブミックス、ローリエとオイルを入れます

150510Web7
ジップロックに入れ冷凍します
1年以上保存可能、必要な時取り出して冷蔵庫で保存しながら使います

150510Web5
我が家の定番レンズ豆のパテにとても合います

 

150510Web1

伊豆ではレモンが青くなる11月までトマトは元気です。
冬の畑の準備のためにトマトを整理する時に、残っている青いトマトを全部採ります。
これにレーズンと生姜を入れて甘くてしょっぱい「青いトマトのチャツネ」を作ります。

150510Web2

150510Web2B

150510Web3パンやスコーンにジャムのようにつけて食べたり、カレーの薬味に使います。

今年も、この3鉢のシンディースイートの私達へのプレゼントを、楽しみに待っている私です。