前回の続きです。

先週末、私とMさんは、渋谷ヒカリエで開催された「地方創生まちづくりEXPO ~地域の未来をデザインする~ まちてん」へ。私は二日間で4つのカンファレンス合計20人のお話と、いくつかトークセッションを聴きました。

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登壇者は若い方ばかり。日本各地でそれぞれが展開している試みのプレゼンテーションは、どれも個性豊かで発想が新鮮、聞いているだけで未来が明るく思えて来ました。

驚いたのは、父方の故郷飛騨古川で SATOYAMA EXPERIENCE という里山の自然や文化をツーリズムを通して紹介する事業を展開している方(山田拓さん)がいらっしゃいました。

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飛騨古川に墓参へ行く度に、外国人旅行者の多いのには気づいていたのですが、このような若い移住者の方々のパワーがあったのです。飛騨古川の隣町高山には、登壇者の一人中村真広さんが展開するワーキングコミュニティ「ツクルバ」があるのも知りました。

私がかつて藍染の勉強をした岐阜県の郡上八幡は、今は移住者のメッカなのも知りました。私が住んでいた40年前は、一人住まいの若い女性は芸者くらいとの事で、借りる事が出来る家も部屋が全然なくて苦労したのに・・・ その郡上八幡で「猪鹿庁」という里山保全活動をしている興前健太さんのお話もありました。後で「猪鹿庁」のブースで直接お話を聞いたのですが、そこにいた元気いっぱいのお二人とも、移住組との事でした。

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3.11の後生まれた石巻の若い方々の活動やその拠点。

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若い方々の新しい発想と清らかな息吹が、日本各地に滞っていた何かを一掃し、静かに少しずつ日本を変えている気がしてきました。

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お金は力、起動力。 これをうまく活用する事が大切・・・

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でもお金が目的ではなく、お金に依存するのではない。

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目先の利益でなく、視点を高く広くして、そして今出来る事をしよう ☆
地球が病めば、その生態系も、社会も、経済も、結局は病むことだから・・・
共に生かしあう健康で美しい地球を創ろう ☆

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Tokyo Urban Permaculture ソーヤー海さんの、この言葉が胸に響きました。