今日は午前中雨が降らないとの天気予報。 雨の合間の貴重な外仕事の時間を逃してはいけないと、Mさんは下の畑へ、私は上の畑へと朝早めに出かけました。 私はヒョロヒョロに伸びてしまったインゲンを定植するのと、日照不足にも強い小松菜の種を播くためです。
長雨と日照不足で、貸農園の野菜の中には、病気になって腐り始めているものもありました。 我が畑は、周りに深い溝を掘ったので水に浸かる事はなかったようで、野菜たちも何とか元気でした。
インゲンを植えた後、大雨で畝が崩れた箇所を直したり、小松菜を播く場所の土づくりをしていたら雨が降り始めました。 大急ぎで小松菜の種を播き、家に戻ったら土砂降りになりまた。
雨の粒が見えるでしょうか
今日定植したインゲンはイタリアのインゲンです。 Mさんが日本のインゲンを下の畑で育てているので、私は違ったインゲンを試してみたくなったのです。
白豆で草丈は180cm くらい、生育旺盛で沢山のサヤをつける。 筋なしで、肉厚で鉛筆のような先の尖ったサヤは12cmくらいが収穫適期。 3月~9月まで播けて、収穫は6月~11月。 お天気が変なので、このくらいタフなインゲン豆なら育ってくれるかしら? と選んでみたのですが、どうなるでしょうか。
白くて小粒なインゲンの種、種イコール豆です。
そして今日のブランチは、インゲン豆のお料理でした。 世界で一番美味しい豆とも言われている南米ペルーのインゲン豆、カナリオ豆の煮込み、フリホーレスです。
カナリオ豆を一晩水に浸してから柔らかく煮て、ニンニクと玉葱を炒めたものを合わせ、少し煮込みます。 そして、付け合わせの野菜にもサヤインゲンを使いました。
キャベツとサヤインゲンの炒め煮です。
カナリオ豆はコクと上品な旨味があって、しみじみと美味しいインゲン豆です。
ご飯と豆と野菜、たったこれだけ、一皿のメニューですが、
毎日食べても飽きない、素晴らしい組み合わせです。
カナリオ豆は、南米食材を扱っているネットショップで買えます。
カナリオ豆は、少し緑みをおびた黄色の、艶のあるインゲン豆です。
日本の金時豆と比較すると、こんな風です。
豆は保存がきくし、美味しくて栄養があって、本当に素晴らしい食べ物だと思います。 豆イコール種、イコール命そのものなのですから。 以前、持ちよりのお食事会で、大粒で素晴らしく美味しい枝豆を食べた事があります。 それは正月用の美味しい丹波の黒豆を、その方が播いて育てた枝豆でした。 このカナリオ豆も播いてみると発見があるのかもしれません。