横浜の家の修理が始まりました。

生垣も伐採され、足場が組まれました。

残してもらったこの葉蘭は、伊東へ引っ越しの予定です。

この小さな庭、以前書きましたように、ここを野菜畑にする計画です。

家の中の工事も始まりました。

天井を張り替えるために古いボードが剥がされました。

ボードを剥がすとこんな風になっていて、50年前のグラスファイバーの断熱材が天井裏に敷いてあるのが見えます。グラスファイバーを入れてあるビニールの袋が全然風化していないのが驚きでした。

断熱材が乗っている天井を支える板が中央で下がっているのが分ったので、この板も取り外すことに、

板を外すと屋根裏が見えて来ました。

屋根裏の灰色の板は、コンクリートと木屑を混ぜた耐火材だそうです。風情のある素材で、天井がなくてもこのままでも素敵な気もします。工務店さんによると、その場合は屋根の作り方を変えないと、暑かったり寒かったりして住むのが大変との事でした。

マスクをしないで見物していたので、工務店さんのお話を聞くうちに私は咳き込んでしまいました。50年分の埃のためです。

玄関から中をのぞくと・・・

床は全部シートで覆われています。

居間は、

こんな状態です。

床を張り替える台所にある食器や用具を移動し、50年以上の糠床の整理、等々。 工事開始前にしたかった事が終わったのは夕方遅くでした。シャワーをしてから近くのカフェに休みに行きました。そして帰り道、突然足の甲が歩くのが大変なほど痛くなりました。帰宅して足にの甲を見ると赤くなって腫れています。どうしたのだろう???

埃がひどいので履いていた室内履き、それがが足に合わなくて足を傷めてしまったようでした。

痛くて夜中に目が覚めて、ふと、横浜の家に「里芋パスター」を置いておいたのを思い出しました。里芋パスターを練り、足の甲に貼って、祈るような気持ちで床に入りました。6月には漆喰珪藻土塗りが待っています。こんな足では何もできません。

翌朝目が覚めると腫れも傷みもかなり引いていて、靴もはけ、伊東まで帰る事が出来ました。今も湿布を続けていますが「里芋パスター」本当にスゴイです。

珪藻漆喰土塗りの6月まで小休止、気力と体力を回復させようと思います。