昨日お客様がありました。 連日35度を超える暑さなので、メニューは準備するのも、食べるのも気軽なメキシコ料理に決めました。 それから飲み物は何がよいか考えました。 ワインはあわないし、、、 スパイスを使った料理にあって、爽やかで、アルコールも低目な飲み物、、、 モヒート がよさそう。
モヒート は、氷一杯のグラスにミントの葉が入った、ラム酒のちょっと入った炭酸水。 暑い季節にピッタリです。 マクロビオティックに解釈すれば、氷、ミント、発泡性の水、蒸留酒、グラニュー糖、すべて極陰の材料の、極陰の飲み物です。 だから体がす~っとして涼しくなる、納得です。 ・ 飲みすぎに注意 ・ 体を冷やします ・
お客様の時は、バタバタしていて写真を撮る暇がなくて、飲みかけのモヒートの写真で失礼。
アペリティブのアボガドディップとタコチップにもよくあいました。
赤い飲み物は、お子様用のブラッドオレンジのジュースです。
モヒート
<材料> 1杯分
ミントの葉 (スペアミント、ペパーミント) 7~8枚
グラニュー糖 小さじ1
水 小さじ1
ラム酒 大さじ1
氷 適量
炭酸水 適量
<作り方>
① 冷凍庫に入れて冷やしておいたグラスに、ミントの葉、砂糖、水を入れ、スプーンでミントの葉を軽く叩くようにして砂糖と混ぜてミントの香りを出す。
② ラム酒と氷を入れ、炭酸水を注ぐ。
今回は、ライムやレモンも入れない、シンプルで軽いモヒートにしましたが、 砂糖やラム酒の量はお好みですし、ラム酒なしのノンアルコールでも気分はモヒートです。 昨日はお客様の一人に飲み物係りになっていただき、モヒート作りをお願いしました。 でも、各人好みの微妙なバランスがあるようで、ご自分で作っている方もありました。 私は飲み物係さん作のモヒートで乾杯! 人に作って頂いたものって、何て美味しいのでしょう。
モヒート はキューバの飲み物。 キューバ産のラム酒が使いたいな、と、思い、こんなラム酒を買ってみました。 Santiago de Cuba
ホワイトラムですが、かすかに黄色味があり、何となくよい感じだったので選んだのですが、素晴らしいラム酒でした。 キューバー革命で撤退したバカルディが使っていた施設で、今も古式で作られているラム酒だそうです。
スペアミントは我が家の入口付近に野生化していてるのを採ってきました。
19年前、ここへ引っ越して間もない頃、ご近所の方を夕食にお招きした時、お土産に頂いたミントがご先祖です。 そのお宅に育っていたのを鉢に移したものとの事でした。 最初は冬は室内に置いて大切にしていたのですが、ランナーが出て鉢からはみ出てきたので、鉢を入口の石段に置きました。 そのうちランナーが石段やアスファルトの隙間に広がって、今はその辺り一面がミントになっています。
スペアミントの花
暑い季節のミントは本当に素晴らしいハーブだと思います。
普通の紅茶の葉と一緒に、ミントを枝ごとポット一杯入れて熱湯を注げば、エジプト風ミントティー。 エジプトではこれに大量のお砂糖を入れて、シロップのようなミントティーを少しずつ口に含んで暑さを飛ばします。 ご飯も炊きたくないような暑い日に登場する、水で湿らすだけで食べられるライスペーパーの生春巻。 これにはミントの葉が欠かせません。 ミントの爽やかさが暑さでグッタリしていた体を覚ますようで、病みつきになる美味しさです。