やらなくては、やらなくては、と思いながら・・・ 延び延びにしていたドライエリアの掃除をしました。理由は”ムカデ”、それも大きなのが4回も出たからです!

安定した光で織物が出来るように北斜面に建っているこの仕事場は、急な山の斜面を削ってコンクリートの土台を作った上に建っています。土台の山側と家の1階部分の間に外気を通すドライエリアがあって、湿気から家を守っているのですが、暗くて湿っぽいのでムカデには快適な場所なのです。

ドライエリアの大掃除のスタートは、置いてある備品の移動・・・
これは備蓄品のケース、ドライエリアは暗くてヒンヤリしているので備蓄食品を湿気の入らないケースに入れて保管してあります。

ケースを棚から降ろして、高圧洗浄機で洗います。

ドライエリアは半分外のなので落ち葉が吹き込むのは勿論、埃や花粉も入って来て、それが置いてあるもの全てに付着してしまいます。これがヤニのように着いていて、洗わないと取れないのです。

棚も洗いました。

このエレクターの棚は、業務用の冷凍室の中でも使えるステンレス製の頑丈なものです。室内で使っているエレクターは普通のクロームメッキなのですが、伊豆は湿度が高くて一部に錆が出てきました。それで外に置くこの棚はステンレス製にしてみたのです。埃や花粉で茶色っぽくなっていた棚が、高圧洗浄機で洗ったら、ピカピカになりました☆

置いてある棚や物を移動した後の床や壁も高圧洗浄機で洗いました。花粉や埃そこに発生した苔もキレイにとれて、清々しく明るくなりました。

スタートしてから終わるまで4~5時間、終わった時は暗くなっていました。埃と水しぶきでベタベタになった作業着を洗濯機に放り込み、自分もシャワーをして、夕食はスープだけで寝てしまいました。

↑↓この写真は翌日撮ったものです。

備蓄品のケースもピカピカ☆

私がこの棚とケースを買って備蓄を始めたのは、2005年秋にこの地を風速67メートルの台風が直撃して、我が家も大被害を受けてからです。1週間水も電気もストップし、山の麓への道は河原のようになり、陸の孤島となりました。自分が住む山の中の過疎の分譲地は、支援や復興は後回しなのが、その時よく解りました。

それで2~3か月は籠城できるくらいの備蓄をしなければと考えるようになりました。

一番上には水のタンク、その右は七輪と木炭です。その後煮炊きに火をおこすのは大変なのが分かり、カセットコンロに変更。燃料のガスは2~3か月炊事可能な量を常にストックするようにしています。その他は穀類、豆類、調味料、缶詰、瓶詰め、等々です。これらも使いながら補充するようにしています。

この備蓄があったので、今回の自主隔離でもあまり慌てなくて済み、本当に助かりました。でもムカデや虫がいそうで備蓄食品を取りに行くのがビクビクでした。これでスッキリ、安心して取りに行けます。