春が過ぎて初夏に入ったはずなのに、気温が上がらない、お日様が照らない、そんな日が続いています。 昨日は一日中土砂降りで濃霧がたちこめ、窓の外は真っ白で何も見えませんでした。 今朝起きると、雨が止み、霧が薄くなり、向かいの山が見えて来ました。 水量が増した山の下の川の水のゴーゴーと流れる音が聞こえて来ます。

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テラスに出ると肌寒い湿った空気が流れています。

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テラスの温度計を見ると20度ありません。

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大雨だったのでテラスに避難させたインゲンの苗は、お日様が足りなくてヒョロヒョロです。
雨が止んだので、今日はこの苗を畑に植えつけようと思っていたら、霧がまた立ち込めて、外はまた真っ白になってしまいました。 今日は濃霧注意報だそうです。

例年なら暑くて早朝か夕方でないと畑に出れないほど、日差しが強く気温が高い時期なのに、昼間でも涼しくて長袖にベストの私達です。 Mさんと話し合って、暑くないと育たないオクラやゴーヤ、モロヘイヤ等の夏野菜は諦めて、この夏は、涼しさを好む高原野菜を育てる計画に切り替えました。 暖地の伊豆の夏にです。

以下の写真は先週撮った上の畑の野菜たちです。

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雨と風でフェンネルが倒れてしまいました

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山の上の貸農園は水はけが悪いので、畝の間を深く掘って水を流すようにしています。

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乾燥を好むトマトの畝は特に高く作りました。
畝の間の溝から畝の上まで70センチくらいあります。

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水をグングン吸うバージルをトマトのコンパニオン・プランツとして植えました。
バージルが水を吸収するので、トマトの畝は乾燥気味になるはずなのですが・・・
この雨の量を考えると、どうなのかな~、と、思ってしまいます。

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ヒマラヤ原産の胡瓜は涼しさと水を好む野菜なはずですが、なかなか大きくなりません。

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そんな中、元気な野菜もあります。 レタスとキャベツです。 キャベツを食べる虫を防ぐ力のあるレタスを、コンパニオン・プランツとして一緒に植えてみました。

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この未だ赤ちゃんのキャベツは、コラード・グリーン と言う、結球しないキャベツです。 ブラジル時代の懐かしい料理 フェイジョアーダ (豆と塩漬け肉の煮込み)に添えるキャベツです。

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コリアンダー (コエンドロ、パクチー、香菜)も、涼しさを好むハーブ、元気です。

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6月の初めに種を播いた サラダミックス も芽を出、し大きくなっています。

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ルッコラの赤ちゃんは虫食いだらけ、でも、隣のコンパニオン・プランツでもあるレタスの力で、元気に大きくなるに違いありません。