前回の「ハーブの花」をアップして、その翌日、3週間ぶりに横浜の家に行きました。

玄関に近づくと何か変! あの愛らしいピンクの花が咲こうとしていたラムズ・イアーが、萎れて瀕死の状態です。私は玄関に荷物を置いて、着替えもしないでハーブを救うために作業を始めました。

私が必死で作業をしているとMさんが出て来ました。ハーブが瀕死の状態な事を話すと、最近低調気味で、畑に気がまわらなかったとのこと。

徒長したり枯れた枝葉を取り除き、風通しをよくし、丁寧に水やりをして一段落。後は植物の生命力に任せるしかありません。

その後、庭の野菜畑の方を見ると・・・

収穫が終わったスナップエンドウは枯れたまま(種を採ろうと思っていたとのこと)、採り残した大根は花が終わり種をつけ、イタリアンパセリは徒長して倒れ・・・ ポットに種を播いたオクラといんげん(Skypと電話で播き方を何度も説明)は? 幾つか芽が出たと聞いていたのですが・・・ 芽が出たのに蓋をしたままだったので徒長状態!

スナップエンドウの種の育ったサヤを採って枯れたツルを取り除き、大根やその他終わった野菜を整理し、ポットの苗に日をあてて↓ 私は考え込んでしまいました。

数年前伊東の畑で大根や南瓜を立派に育てていたMさんだけれども、今はそれが出来なくなっている。水やりや手入れが至極簡単な野菜に切り替えなくては横浜の菜園は続かない。

簡単な野菜に切り替えても、土に触れ、野菜を育てるのはMさんの心身にとってとても良いはず。命を育てることを通しての気遣い、喜び、励み。新鮮な野菜は安心安全で美味しく、野菜を通してのご近所との交流も生まれる。

それで私は夏の野菜栽培計画を見直して、その日の午後、苗や種を見に私はサカタのタネ本店へ行ったのでした。

夏野菜の苗の販売は既に終わった後で、野菜の苗や今から播ける種は少ししかありませんでした。買ったのはこの接ぎ木の胡瓜(接ぎ木なので病気に強い)と、暑さに強い沖縄のインゲンだけ。

胡瓜はスナップエンドウのネットをそのまま使うことにして定植。

胡瓜の周りにフサフサ生えているのは、青紫蘇=大葉です。昨年育てたののこぼれ種なのですが、庭の片隅を占領るほど沢山育っています。

これは昨年11月初めに苗を買って来て植えたチマサンチェ。Mさんが毎日食べても次から次に葉が出て7か月後もこんなに元気☆ 採れたてのレタスが必要な時必要なだけ食べられる、レタス類は家庭菜園にピッタリです。

連休前に植えたパプリカはポリ袋の簡易温室に守られて順調に育っています。

昨年夏大活躍したツルムラサキ、今年は種を播かなくても、こぼれ種が一斉に発芽してこんな状態です。

生ごみ捨て場にしていた場所に生えて来た元気なウリ科の植物、多分南瓜だと思います。どのような南瓜がなるのか楽しみです。

徒長したオクラも深めに植え付けてみました。採り遅れてもサヤが固くなりにくい「丸サヤのオクラ」です。元気に育って欲しいです。

何があってもあきらめないで臨機応変に、

しょぼくれることがあっても気を取り直して、育てることを続けよう、

そんな私です☆