12月24日、クリスマスイブの午後の横浜の台所・・・

クリスマスイブの料理の真っ最中?

私はこの日朝早く伊豆を出て、横浜駅でMさんとベーカリーカフェで待ち合わせ、久し振りにゆっくり二人で朝ご飯を食べていたら、Mさんの調子が悪くなり、大急ぎでタクシーで横浜の家に二人で帰宅。

Mさんが落ち着いたので、予約してあったヘアーカットの時間を変更して私は銀座へ急ぎました。ボーボーだった髪がスッキリすると、気持ちもスッキリ。帰途夕食のメニューを考えながら・・・お気に入りのお店で食材を揃えて、大急ぎで帰宅しました。

出来合いの品+手作り料理の、とりあえずのクリスマスイブのメニュー・・・

先ずは、庭の畑に残っていたパプリカをMさんに全部採ってもらい・・・ それに手元にあった野菜(人参、玉ねぎ、じゃが芋、セロリ)、プラス新たに買った蓮根、これら全部を合わせ、軽く塩とオイルをふり、オーブンで焼きました。

ミックス野菜のグリルの出来上がり☆

山のような野菜もグリルするとこんなになってしまいます。

40年以上前の超旧型の横浜の家のガスオーブンは、全てマニュアルでシンプルなので壊れる事がありません。ガスの火は料理もお菓子も素晴らしい出来に焼き上げてくれます。昨年の台所の改修時も、このガスオーブンを使い続けられるように先ず工務店さんにお願いしたくらいでした。

野菜は水分が飛んで甘く、味が凝縮して、とても美味しくなります。これだけをピタパンにはさんだサンドイッチは私達の大好物!

次に、横浜の畑の初物のブロッコリーです。

葉も茎も一緒に、濃いめの塩湯でさっと茹で・・・

Tempero Mineiro とオイルで和えようと思ったのですが、あまりにも美味しいブロッコリーだったので、茹でただけ、そのままで食卓に出しました。葉っぱも柔らかく美味しかったです。

赤ワインで乾杯したかったので、好みのワインの友も少し作りました。

ブルーチーズに、クリームチーズか生クリーム、クルミ、レーズンを混ぜたスプレッド。

ドライブレッドかカリカリに焼いたパンに添えます。

そして・・・

口直しは、採れたてのルッコラとレタスのサラダ。

とりあえずのクリスマスイブの食卓が整いました~☆

お皿の上の楕円形の料理は?

DEAN & DELUCA で見つけたアボカドのグラタンです。

半分に切ったアボカドにゴルゴンゾーラチーズとほうれん草の入ったクリームソースをのせて焼いてあります。ベジタリアンでも大丈夫☆ お店のケースの中にこれを見つけた時は嬉しかったです。

そしてMさんのメインは・・・

同じくDEAN & DELUCA で見つけた、オレンジ風味の鴨のローストでした。

13年前、急に肉や魚が食べられなくなって、それだけではなくて料理するのも嫌になってしまった私。それからベジタリアンではないMさんの肉魚料理は、お総菜屋さんの出来合いの品のお世話になっています。

この日は温かい前菜も出来合いでしたが、人の作ったお料理を、家でゆっくり食べられるのが何よりでした。私はメインはなしで充分、それでも食べ過ぎた感じでした。

クリスマスには大きなターキーを焼き、デザートのブッシュドノエルまで作っていた頃が、遠い遠い昔のような気がします。自分がこんなにも変わってしまうとは、夢にも思っていませんでした。