先週の土曜日、朝5時過ぎの横浜の家の庭先、南東向きの小さな庭に朝日が射しています。
洗濯ものを干したように見える白い布は、植えたばかりの夏野菜を虫から守るための紗です。
雨上がり、フェンスで光る雨の滴。胡瓜とゴーヤのための三角の支えの向こうは、サラダミックスと薩摩芋が植えてあります。
5月の連休に種を播いたサラダミックスは、覆いの紗にとどくくらい大きくなりました。
こんなに大きく
チコリ、レタス、ルッコラ、、、 押し合いへし合いギューギュー詰めで土が見えません。
初々しく柔らかそうなサラダミックスの葉っぱ
時間がなかったので、Mさんを強制的に誘って、早朝の収穫です。 この日私は朝の9時からタスカジがあったので、出かける前に私の夢を実現させなくてはいけなかったからです。
根っこごと抜かず、食べごろの大きさになった葉だけを注意深く1枚1枚折って収穫します。そうするとまた次に大きくなった葉を収穫できるからです。
こんなに収穫出来ました。
そして伊豆のホームセンターで買っておいた、野菜を入れても曇らない「野菜袋」に、採れたてのサラダミックスを入れました。心配性のMさんは、自宅用がなくなるではないかとハラハラしながらも渋々手伝ってくれました。7袋出来ました☆
私の夢の説明も書きました。
横浜の家の、道路に面した小さな庭の前は、ゴミ置き場になっています。
以前は庭の周りは生け垣だったのですが、庭を野菜畑にするために生垣を取り払ってフェンスにしました。ご覧のように庭は道路から丸見えです。
横浜市は燃えるゴミが週2回、プラスティックが週1回、ビンや缶が週1回、その他忘れましたが回収が色々分かれていて、週に5回収集日があり,週に5回近所の方々が我が家の前にゴミを出しに来るのです。
それで、ここで畑づくりを始めた時から、皆さんは好奇心いっぱいで経緯を眺めていらっしゃり、ここで野菜が大きくなるのを見るのが楽しみと話される方もあるのです。
フェンスの隙間にお盆を置いて、野菜の袋を置いてみました。
こんなことして、Emikoは何を考えているのだろう? という風情のMさん。
並べ終わって直ぐ、大きな犬を連れた見知らぬご婦人が通りかかりサラダミックスを眺めていらっしゃいました。
「ご遠慮なくどうぞ」と、お声をかけると「毎日何を作っているのだろうと思いながら通っていたのです」と早朝の立ち話、恥ずかしがり屋の大きな犬も一緒に聞いていたみたいでした。
私が出かけてしまった後、Mさんの報告では9時ごろまでに1つ残してなくなったのでお盆を片付けたとの事。
💛 💛 💛
この話には素敵なオマケがあります。今週伊豆にいる私にMさんから「野菜の袋はどのサイズを使うのか」と電話がありました。聞けば今日はゴミの日だからサラダミックスをまた出してみるとの事。ビックリ! その日は6袋作り、あっという間に全部なくなったそうです。
Mさんが交通事故を起こし、横浜に本拠地を移す決心をした一昨年の夏の終わり、あの時ブログにアップした写真が目に焼き付いています。今あの夢が現実となりかけています。