急に暖かくなったので、久し振りに貸農園の畑へ行ってみました。

よほど強い風が吹いたのでしょう、三つの畝全部を不織布のトンネルで覆っていたのに、こんな状態でした。

覆いがなくなったので、左の畝のサラダミックスは寒さで全部溶けていましたが・・・

1種類のチコリだけが元気に葉を広げていました。

CICORIA GLUMOLO CAMPO  花のツボミのようなチコリです。

葉が肉厚なので寒さに強いようで、冬に入って他のサラダミックスのレタスやチコリが枯れて行く中、最後まで元気だったのもこのチコリです。

チコリの奥に、昨秋苗で買ったルバーブが芽を出していました。

冬の間地面に張り付いて凍えていたイタリアンパセリも、葉を茂らせてきました。

三つ葉も大きくなりかけています。

不織布が飛ばなかった真中の畝の大根は、小さめですが元気です。

右の畝のキャベツは、植えた時期が適切でなかったのか、結球しませんでした。

でもこの真緑で美味しそうな葉は、ケールの代わりに使えそうです。

ブロッコリーとケールをかけ合せたアレッタ、寒さに強く葉も蕾も全部食べられる新しい野菜です。

昨年は忙しくてあまり準備できなかった、通路をはさんで向きっているもう一つの畑は・・・

真中の畝には、フェンネルとスイスチャードを播いたのですが、ほとんど消えていました。

生き残ったスイスチャード。

左の畝の二重の不織布に覆われたトンネルの下は・・・

スナップエンドウです。

11月に大急ぎで播いて、厚い布団をかぶせて寒さと風から守るだけで、春になると芽を出してこんなに大きくなっているのです。もう少し暖かくなったら、不織布を外しネットを張ってツルを誘導します。

この日の収穫は、大根とアレッタでした。

このアレッタを小さく切って蒸し煮し、ショートパスタとじゃが芋を茹でたのと合わせてバージルペーストで和えて夕食に頂きました。バージル風味のパスタの応用です。

標高400メートルの伊豆の山の上の畑にも春がやって来ました。