台所に太陽の光線が射し込んでいます。

南に山を背負った北斜面に建つこの家に、南からの日光が入るのは、木々が葉を落とした冬の午前中の、ほんの少しの間だけ、

台所仕事をしながら、その光の美しさにうっとりとして、手が止まってしまうほどです。

ボールに入れた水に生けてあるのは? ブロッコリーです。

大きなブロッコリー☆ 計ったら1,5キロありました。

通りかかった八百屋さんで見つけて、その立派さに感動して思わず買ってしまいました。規格外品だからのか、採れ過ぎたからなのか、1個180円でした。作った人が泣きたくなるような値段です。

育つ条件が揃ったから豊作になったり、大きくなったのですから、このブロッコリーはエネルギーいっぱいのはずです。買った時は少ししおれていましたが、切り口を切りなおして水に生けておいたら、畑に生えているように元気になりました☆

わが家の冬の野菜はどんなでしょう?

この春に山の下の大きな畑を返却したので、今は山の上にある貸農園2区画だけが私の菜園です。

今年は忙しくて、冬を越す野菜は少しだけです。左の低いトンネルの中にはスナップエンドウの種が眠っています。真中の畝はスイス・チャードとフェンネルなのですが、上手く育っていません。

向かい側にあるもう一区画は、

冬の間収穫する野菜が、まあまあの状態で育っています。

左の畝がサラダミックス、真中が大根、右がキャベツの仲間です。

このサラダミックスは、春に播いて夏から収穫し続け、葉は固いけれどまだ元気なので、トンネルで覆って冬の間も収穫する実験中です。

中をのぞくと・・・

こんなです。もう少し寒くなったら不織布をもう一枚かけてもっと暖かくしてあげます。そうでないと標高400メートルにあるこの畑なので、凍りついてしまうと思うからです。

真中の畝は大根です。

種を播いた夏の終わりは虫がいっぱいなので、虫除けのネットで覆っで育てました。このネットをこのまま、今度は霜よけにしてみようと思います。

キャベツ類の畝、今年は忙しくて時間がなかったので、ほんの少しずつだけです。

丸く結球するキャベツ

ブロッコリー

植えた時期が遅すぎたのか・・・  蕾は見えるか見えないかです。

ケールとブロッコリーをかけ合せて生まれた「アレッタ」という茎ブロッコリー、

ルッコラ

横浜の家より先に種を播いたのに、全然大きくならず、葉がこんなに赤くなっています。

白いくらいに眩しい光に照らされて、輝いている冬の野菜達、まだ収穫の時期ではないけれど、見ているだけで野菜のエネルギーが私にに入って来るような気がしました。