風邪がようやく抜けてきました。主婦が具合が悪くなると一番困るのが食事です。今回の風邪、丸3日間はキッチンに立つ元気もなかったので、つくりおきの食品に助けられました。

先ず「ごはんはご飯」のご飯、

小豆入り玄米ご飯と、雑穀入りご飯

実はこの玄米ご飯の方はMさんが炊いたのです☆  この夏に横浜に本拠を移し私が伊東へ仕事に通うようになるので、Mさんに玄米ご飯の炊き方の特訓をしました。最初はどうなる事と思うほどだったのですが、Mさんは完璧に美味しい玄米ご飯が炊けるようになったのです☆

パック&レンジの容器に入った常備菜です。 ガラスなので外から中に何が入っているか見えるので、Mさんでも直ぐ取り出せます。

中は切り干し大根とヒジキです。

切り干し大根は、リボン状の自家製の切り干、それに高野豆腐と人参を入れ、塩とお醤油だけで煮てあります。ヒジキはやっと見つけたお気に入りの長崎県対馬産、繊細なヒジキになじむように蓮根は紙のように薄く切り、お醤油だけで煮てあります。どちらもマクロビオティックの定番の食養料理です。

そして・・・

4リットル入りのこのお鍋には、

わが家のブランチの定番、甘い野菜のスープが入っています

このように鍋一杯に作って鍋ごと冷蔵庫に入れておき、必要量だけ小鍋に取り出していただきます。最近は小鍋で温める時バーミックスでポタージュにして、雑穀入りご飯を入れて食べる事が殆どになりました。

朝食は、Mさんは豆入り玄米ご飯にワカメのふりかけ、私はなし。 昼食は、甘い野菜のスープに雑穀ご飯、パンケーキにソイミートのパティかパンに豆のスプレッド、それに炒め蒸しの野菜。 夕食は軽めで、豆入り玄米ご飯にお味噌汁、それに常備菜と青い野菜。Mさんには時々出来あいの魚か肉料理が入ります。

冷凍庫のパンケーキもパンも切れてしまった昨日、さて昼食は何にしましょう? 冷凍庫から見つけたものは・・・

フラワートルティーヤ、 それと・・・

これです。 豆乳とお餅が原材料の熱すると溶けるチーズ、満足できる味とテクスチャーの開発に凝っていた2年半前の作です。我家の冷凍庫は自動霜取りをしない直冷式なので、冷凍した食品の品質が長期間変質しませんが、霜取り装置がついた冷凍庫ではこのように長期保存は×です。

この2つで、こんなものを作ってみる事にしました。

ベジのピツァ風です。ズッキーニとアスパラガスを軽く油を敷いた鍋で焼いたものをトルティーヤにのせ、イタリア風のパスタミックのペッシをふって、その上にベジチーズを割ってのせました。

この冷凍の溶けるベジチーズは、ラップに挟んでシート状になっています。室温にしばらく置くか、ラップのまま電子レンジの弱にかけて半解凍にすると、このように手でサックリ簡単に割れます。

トマトとアスパラガスのピツァ☆ トマトはダイストマトの缶詰をそのまま薄くのばしただけです。

このアスパラガスは、届いたばかりの網走のお友達からのプレゼントです。

このチーズなかなかよく出来ています。以前は頑張って色々開発していたのだな、と、感心してしまいました。 自分が時と共にシンプルなベジタリアンになってきて、だんだん凝った事をしなくなっているのに気づきました。

ズッキーニのピツァ。 オーブンに火をつけるのが面倒だったので、オーブンペーパーにピツァをのせて厚手のフライパン(テフロンでない)を熱くした中に入れ、蓋をして3~4分焼いただけなのに・・・

皮はパリパリでベジチーズはトロッと、うまく焼けました。

別に具合が悪くなくても、こんな風に簡単なお料理っていいですね。 つくりおきの食品を賢く使って、毎日の食事づくりを簡単にすれば、台所に立つのが楽になります。

でも「つくりおき」をつくる、そのためだけに台所に立つのは、また一仕事。 私は、ベジチーズ、ソイミートのパティ、豆料理、ケーキ、パン、Tempero Mineiro の調味料など、冷凍しても品質があまり変わらないものは、作る時に何倍か作って冷凍しています。