今朝も素晴らしいお天気、窓の外の伊豆の山は新緑で輝いています。

先週中ごろ、Mさんが急に鼻風邪のようになり、次に、私の喉が痛くなり熱がでてきました。その後私は関節痛、鼻水、咳がひどくなり、今日まで5日間、寝たり起きたりしています。 まるで高原のような乾燥した空気、白くて眩しい太陽、外で飛び回りたいくらいのお天気なのに、そんな元気は全然でません。

家の周りの植物も通れないくらい茂ってきました。

何だか素敵な香りが漂っています。

ガスメーターの目隠しに植えたジャスミンが10年以上ぶりに花を咲かせています。

別の甘い香りも漂っています・・・

カラタネオガタマの木の花です。

このカラタネオガタマは、鉢植えにしていたのですが、鉢を突き抜けて地面に根を張り、大きな木になりました。

キッチンの外のゼンマイの葉も立派になりました。外の緑を見ながら台所仕事が出来るキッチンは私の夢でした。でもこのキッチンの勝手口が要注意なのです。ポーチがなくてすぐ外なので、毛虫やムカデが戸を開けると落ちてくる事がよくあるのです。

昨日午後、何気なく出入り口付近の外壁を見たら、毛虫や、孵化しそうな蜘蛛の卵が沢山あるのを発見しました。直ぐに駆除しないと大変な事になります。風邪ででフラフラしていたのですが、完全防備して、クリーナーを外に持ち出して家の外回りの掃除を始めました。

出入り口に挟まれて動けなくなっているムカデ、そしてテラスで、私には手におえないものを発見。

スズメバチの巣です。

まだテニスボールほどの大きさですが、放っておいたらあっという間にバレーボール位になります。私は伊豆へ来て何回か蜂に刺され、刺される度に重傷になるので蜂には要注意なのです。早速分譲地の管理事務所に駆除をお願いしました。

蜂には申し訳なく可愛そうなのですが、仕方ありません。

蜂用の強力スプレーを吹き付けてから、落とした蜂の巣。巣には卵がもうあり、女王蜂は外出中でした。「女王蜂が戻って来てまた巣を作り始めたら、再度連絡ください」と言い残して、管理事務所の方は戻られました。

私が蜂だったら、どんな気持ちになるか・・・ 悲しさで胸が痛くなりました。

植物も、動物も、人間も、精一杯生きようとしているのに、どうして鹿のネットを張ったり、虫を駆除したりせねばならないのだろう。どうやって住み分ければよいのだろう。

昨秋、鹿に食べられて丸坊主になったヤツデ。 若葉がこんなに茂ってきました。

ランやゼンマイは鹿に食べられて消えかかっていますが、他の植物で緑が復活してきた山野草の小道。

小アジサイの花が咲き始めています。

今年は雨が少なくて乾燥しているので、いつもより元気がありません。

結晶のような花。

宇宙の秘密を見ているような気がしてきます。