昨日のお昼、待っていたものが和歌山から届きました。

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ぬか床のビギナーズセットです。

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ぬかに塩と天然の香味料を入れ既に熟成発酵させてあるので、買ったその日に野菜を入れるだけでぬか漬けが出来るぬか床です。

原材料は、和歌山県のキヌヒカリの米ぬか、赤穂の塩、道南の昆布、和歌山の唐辛子と渋柿やみかんの皮、佐賀のきなこ、生姜、全て国産で添加物は一切使用されていないので安心です。普通、新しいぬか床は最初「捨て漬け」と言って、クズ野菜などを漬けて、乳酸菌や酵母などの微生物を増やし床を成熟させるのですが、このぬか床は宮崎や和歌山の大根で既に捨て漬けされ熟成発酵済みなのです。

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ぬか床が2kg、それがちょうど入るポリ容器、

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それに今後の手入れに必要な香味料が付いています。赤唐辛子、昆布、陳皮(干したみかんの皮)です。

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説明書もとても分かりやすく書かれています。

実は、ぬか漬けを再開しようかどうか長らく迷っていました。漬けたら何時間後に食べなければ古漬けになってしまうのと、毎日かき混ぜるのが大変、家を留守に出来ない、この3点がストレスで20年以上前にぬか漬けを止めてしまいました。この春お友達が「小さい容器で冷蔵庫で漬ければ、毎日かき混ぜなくてよいし、半端な野菜をぬか床に入れるだけで美味しい一品になるし・・・」と聞いて、ぬか漬け再開に心が傾いたのでした。

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さっそく容器にぬか床を入れて、野菜を漬けました。

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そして5時間後の夕食、Mさんの作った ”初物の胡瓜のぬか漬け” が食卓を飾りました☆

冷蔵庫で丸ごとの胡瓜を漬ける場合15時間~25時間とあったので、昨日は夕食に間に合うように胡瓜を縦半分に切り、ぬか床の容器は常温に置いたら、5時間で美味しく漬かりました。

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下の畑のMさんの昨日の収穫、チマサンチェ、胡瓜4本、間引いたカブです。今年の胡瓜は良好でコンスタントに収穫できそうとの事、カブも大きくなればぬか漬けにピッタリです。ぬか漬けはMさんの役の方がよさそな気がしてきました。

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とても美味しいぬか床ですが、爽やかな香りが欲しかったので山椒の実をいれました。

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これは今年の実ではなくて、昨年採って冷凍しておいたものです。

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下の畑のMさんの胡瓜、上の畑の私のラデッシュを漬け、容器を冷蔵庫に入れました。

このぬか床を作っているお店(有)樽の味のサイトには、ぬか床の管理が詳しく書かれています。驚いたのはぬか床は冷凍出来るのです。長期に留守する時は容器ごと冷凍し、再開する時は冷蔵庫で自然解凍すればよいのだそうです。小さな容器のぬか床ならではのメリット、文明の利器を賢く使いながらストレス少なく台所仕事を☆ですね。