マクロビオティック&ベジ生活しながら子育て奮闘中のRさんのブログ 「小さな探検隊R」 に、先日ベジのたまごサンドのお話がありました。 「卵が食べたいわけじゃなく、やっぱりこの彩がイイ」と、お子さんも大喜びだったとの事。 そう! 私も卵のあの色が懐かしい。 ベジタリアンになりたての頃よく作った「たまごの帽子」のベジ・バージョン。 長い間作っていなかったのですが、久し振りに作ってみました。

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この写真の薄焼き卵、卵で出来ているように見えるでしょうか? 100%植物性、ひよこ豆の粉を水で溶いて焼いたものなのですよ。

野菜炒めに薄焼き卵をかぶせた「炒合菜帯帽」、オリジナルは中華料理で、小さい頃亡き母がよく作ってくれました。 黄色い卵の下に野菜炒めが隠れていて、薄焼き卵を切って下の野菜と一緒にとりわけいただくのが楽しくて、子供の頃も大好きでした。

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薄焼き卵風の下には野菜炒めが隠れています。

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野菜炒めはその時あるもの何を組み合わせてもよく、この時はキャベツ、もやし、シメジ、コーンで塩味にしました。

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これが、ひよこ豆を粉にひいた Besan  ベサン粉 という、インド料理に使う豆粉です。
粉の粒子が細かく酸化して味が変わりやすいので、なるべく新しいものを買うようにしています。私は8月22日のブログに書いたネットショップ マヤバザール で買っています。

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こんな薄黄色の粉です。 このベサン粉を同量の水で溶いて卵のように使います。

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ベサン粉に塩一つまみ加え、同量の水で溶いてクレープより少し柔らかい液にします。それを熱したテフロン加工の中華鍋に少量のオイルをひいて流し入れ、手早く鍋を動かして全体に広げます。ゆるめに溶いた方がこの作業がしやすいです。

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弱火で水分を蒸発させながら焦げないように焼き、

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全体が固まって、ふちが乾燥してヘラを入れるとはがれるようになったら、裏返して裏面に軽く火を通し、お皿に盛った野菜炒めの上に帽子のようにのせます。

↑ 先日は久しぶりに作ったので薄焼き卵が大きすぎてお皿からはみ出してしまいました。
↓ 下の写真ぐらいの大きさに焼くのが調度よいと思います。

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我が家ではブランチのパンに添える一皿にする事が多いですが、ご飯に添えても美味しくいただけます。