桜が散りかけ、木々の新芽が出始めた、そんな先日、お客様がありました。

旧友がお友達ご夫妻とその赤ちゃんを連れて近くまで来たので、我が家に寄って下さったのです。お昼は海の見える一軒家のレストランで済ませて、その後でという事だったので、私はお茶の用意をして皆さんの到着を待ちました。

旧友のAさんはミルクティーが好きなので紅茶はアッサム、コーヒーはキリマンジャロに。お菓子は冷凍してあった林檎のケーキに豆乳ナッツクリームを添えて、それと私達がエジプト赴任中にも遊びに来て下さったAさんなので、懐かしいだろうと・・・

ナツメヤシの実デーツを挟んだ、ショートブレッド”を焼きました。

渋滞でちょっと遅れて皆さんが到着。私は先ず9か月の赤ちゃんの輝くような生命力、愛らしさ、清らかさ、知性と好奇心、運動能力に感動。ちょっと元気のないお母さんの事が気になりながら・・・ お茶が始まりました。

銘々がお盆に自分のお茶とお菓子をのせて、好きな場所に離れて座ります。窓の外には花が散り始めた桜の木

お話が進むうちに、お産が難産だった事、それが原因でお母さんの入院が長引き、今も身体が元に戻っていないのを知りました。現在「お母さんは病気休暇、お父さんは育児休暇」とのお話でした。

母子ともに命に別条がなかったのは幸いですが、コロナ禍の中ご夫妻がどんなに大変だったかと、ショックと何とも言えない怒りが私は込み上げてきたのでした。

そして昨日、その話を私のヘルパーさんにしたら、「それこそ甘い野菜のポタージュ」と一言。

実はヘルパーさんは昨年体調が今一つだったので、「甘い野菜のポタージュ」の作り方を伝授していたのです。その後ヘルパーさんはほとんど毎日「甘い野菜のポタージ」を飲むようになり、体調が回復したのです。

「甘い野菜のポタージュ」はマクロビオティックの”甘い野菜のドリンク”を元に私が工夫して考案したものですが、自分の体験でも威力のあるスープと感じています。バランスの崩れた身体の陰陽を整える力があり、色々な食べ方が出来るし、不思議に飽きないのです。離乳食としても実に便利で、そのままスープとして、他の料理をポタージュでのばしたり、、、私は一時ベジタリアン料理の出張家政婦をしていて、女医さんの赤ちゃんの離乳食を作っていた時期があるのですが、この「甘い野菜のポタージュ」は赤ちゃんの大好物でした。

ヘルパーさんに言われて、産後の体力回復や赤ちゃんの離乳食に「甘い野菜のポタージュ」はピッタリだと気付いた私は、早速このスープについて過去に書いたブログをチェックして、お友達ご夫妻への転送をAさにお願いしたのでした。里帰りや手助けを簡単に出来ないコロナ禍の中でのお産や育児は本当に大変だと思います。「甘い野菜のポタージュ」をこのような時に活用頂けたらと思います。

  1. 甘い野菜ドリンク 2015/09/25
  2. 甘い野菜のスープ 2015/09/27
  3. 甘い野菜のスープの力 2017/02/25
  4. 赤ちゃんも大好き甘い野菜のポタージュ 2019/06/16
  5. 甘い野菜のポタージュその1 2019/09/14
  6. 甘い野菜のポタージュその2 2019/09/15

*レシピは進化していますので、作る時は一番新しいレシピ「甘い野菜のポタージュ」がお薦めです。