厳しい暑さの次は台風。ここ伊豆は台風10号の後お天気が不安定です。急に物凄い雨が降ったり、急に晴れたり、昨日は一時停電になりました。私は雨の日も風の日もひたすら歩く練習に励む日々。

8月末に骨折した方の足に100%力をかけてよくなって、リハビリが本格的にスタート。この広いリビングが今ほど役に立っている時はないと思います。

リビングから玄関を回って台所を通ってリビングまで歩くと約60歩、朝・昼・晩、合わせて2時間以上、リハビリで教えて頂いたストレッチやスクワットを挟みながらグルグル歩きます。

最初はヨチヨチでした。今も真っすぐには歩けません。歩いているうちに骨折した方の足首や甲が痛くなったり熱を持ったりもします。めげそうにもなるので好きな曲を聴きながら歩く事にしました。

このバッハのピアノ曲に癒されながら、スムーズに歩いている自分をイメージすると続けられるのです。

9月1日、「歩行器は止めて杖を使いましょう!」と理学療法士さん。「杖?」自分が使うとは夢にも思っていなかったので一瞬戸惑った後、納得。

その日私が胸にコルセットをつけて足首のリハビリをしていたら、柔道整復師の方が「骨折後2か月経過しているので、もうコルセットを外しましょう」と言いに来て下さいました。「また折れるのではないかと不安なんです」と私。「強くぶつけなければ大丈夫、今はコルセットを外して肋骨を自由にする事で回復が進みます」

骨折してから2か月と1週間、歩行器とコルセットに”さようなら”になりました。バンザ~イ!帰宅して直ぐ歩行器とベッドの柵の返却の電話をして、Amazonで杖を捜して注文しました。

9月4日、クリニックに届けてもらった杖の包を開けながら「いい杖を見つけたね!」と理学療法士さん。杖の高さの調整と使い方を教えて頂きました。「杖は左手に持ち、骨折した右足と同時に前に出す、杖に力をかけない、添える感じ」です。

実はこの杖、私のお気に入りの歩行器「ハッピー・ミニ」と同じ会社の製品だったのもあって選んだのです。

会社の名前がユニークで「竹虎」と言うのです。

4本足の歩行器は返却したのですが、このお気に入りの車輪の歩行器はまだ使っています。というのも片足を固定期間中に身体が歪んだみたいで、歩くと右に右にと曲がって行ってしまい、歩行器を使うとそれが軽減され歩きやすいのです。

距離を歩いて筋力をつけたい時は「ハッピー・ミニ」の助けを借りて、何もなしで歩く練習は一歩一歩ゆっくり。

明日は身体を矯正するために靴のインソールを作って頂きます。